日本をぐるぐる

民宿、旅館、国民宿舎、ホテル、RVパーク、道の駅、カメラ、その他 

行ってはいけない場所(いわき市賽の河原)




「いわき市賽の河原」



住所

福島県いわき市

平薄磯北ノ作352





「賽の河原」は、親よりも先に亡くなった子供(水子)を供養する為の霊場というか、子供の霊が無事にあの世に行く為の「通り道」である


福島県いわき市内の海沿いにある洞窟という事もあり、「いわき市賽の河原」とも呼ばれている


霊場というだけあって、お地蔵さん、石仏、お供え物などが数多く置かれており、一種独特で異様な雰囲気を醸し出している





オカルト好きなら当然知っていると思うが、「いわき市賽の河原」」は東北地方有数の心霊スポットであり、これまで多くの心霊体験や心霊写真が報告されて来た


しかもその背景には、水子と子殺し(間引き)にまつわる因縁めいた東北地方特有の恐ろしい風習が隠されていると思われる


「いわき市賽の河原」は、震災前は岩壁に開いた洞窟の中にあり、洞窟内には大量のお地蔵さんと石仏が立ち並び、これでもかと言わんばかりにお供え物が置かれていた





この「いわき市賽の河原」は、心霊オカルト番組に取り上げられた事も何度かあり、東北地方、とりわけ福島県ではかなり有名な心霊スポットになっているが、ある番組では高名な霊能者があまりの霊の多さとその霊力に驚き、収録そっちのけで逃げ出してしまったという話も残っている


具体的な霊的現象として報告されているのは、「おもしろ半分で肝試しに行ったら酷い体調不良になった」、「洞窟内で驚くほどハッキリと写った心霊写真が撮れた」、「身の毛がよだつほどの大量の視線を全身で感じた」、「小さい子供としか思えない足跡が無数にあった」など


「いわき市賽の河原」は海とも繋がっており、洞窟内にはまるで川のように海水が流れている箇所が幾つかある


そういう地形的な理由もあり、「いわき市賽の河原」の洞窟には、海で溺れて亡くなった水死体がよく流れ着いてしまう


その事がよりいっそうこの場所に恐ろしいイメージを与えてしまっているのだろう





悪い事は言わない


好奇心や興味本位だけでこの場所を訪れるのは止めておいた方が無難だろう


心霊スポットと呼ばれる場所は大きく二つに分ける事が出来る


つまり「本物」と「偽物」の二つだ


この「いわき市賽の河原」は間違いなく「本物」だろう


しかし、行ってはいけないと言われると、逆にどうしても行ってみたくなるのが人間の持つ哀しい性である








記事No.846